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制作会社が評価するFigmaポートフォリオとは?

こんにちは、ラフデザインスクールの「ラフスクール運営事務局」です。

「Figmaでいくつか作品は作ったけど、これでポートフォリオとして評価されるのか不安…」 「未経験からの転職活動で、何を基準にポートフォリオをまとめればいいかわからない」

Webデザインを独学で学んでいる方の多くが、最後に立ちはだかる壁として「ポートフォリオ」を挙げます。せっかく時間をかけて制作物を作っても、見せ方や中身が採用担当者の視点とズレていると、実力を正しく評価してもらえません。

今回は、未経験からWebデザイナーへの転職・キャリアチェンジを目指す方に向けて、Web制作会社が実際に評価しているFigmaポートフォリオのポイントを解説します。

Web制作会社が最初にチェックするポイント

採用担当者や現役デザイナーがポートフォリオを見るとき、まず確認しているのは「デザインの見た目の華やかさ」だけではありません。むしろ最初に見られるのは、次のような点です。

  • 制作物ごとに「誰のための、どんな目的のデザインか」が明記されているか
  • デザインの意図(なぜこの配色・レイアウトにしたのか)が説明されているか
  • 複数の制作物に一貫した思考プロセスが見られるか

未経験の段階では、つい「見た目のクオリティ」ばかりに気を取られがちですが、制作会社が本当に見ているのは「この人は現場でクライアントの要望を汲み取り、根拠を持ってデザインできる人材か」という点です。以前の記事でご紹介した「デザイン4原則」のような基礎理論に基づいて説明できると、根拠のあるデザインという印象を与えやすくなります。

評価されるFigmaポートフォリオの構成要素

具体的にどのような制作物を、どう見せればよいのでしょうか。評価されやすいポートフォリオには、共通していくつかの構成要素があります。

1. 自己紹介・学習経歴 未経験からどのように学習してきたか、独学期間やスクールでの学習内容などを簡潔にまとめます。ここで「継続して学ぶ姿勢」が伝わると、実務未経験であってもポテンシャルを評価してもらいやすくなります。

2. 複数パターンの制作物 LP(ランディングページ)、コーポレートサイト、レスポンシブ対応のページなど、異なるタイプの制作物を用意することで、対応できる幅の広さを示せます。1種類のデザインだけでは、実務での対応力が見えにくくなってしまいます。

3. Figmaデータへのリンク 完成画像だけでなく、実際のFigmaデータへのリンクを併記することで、レイヤー構成やコンポーネントの組み方まで確認してもらえます。以前の記事でも触れた「余白のルール」や「コンポーネント設計」がきちんとできているかは、制作会社側が特に注目するポイントのひとつです。

4. コーディングまで対応した制作物 Figmaのデザインだけでなく、HTML・CSSで実際にコーディングまで仕上げた制作物があると、デザインからコーディングまで一貫対応できる人材として評価されやすくなります。

未経験者がやりがちなポートフォリオの失敗例

評価されるポイントがある一方で、未経験者が陥りやすい失敗パターンも存在します。

  • 制作物の数だけを増やしてしまう:質より数を優先してしまい、1つひとつの完成度や説明が浅くなってしまうケース
  • デザインの意図を説明できない:「なんとなく綺麗だから」という理由だけで、配色やレイアウトの根拠を説明できないケース
  • Figmaのレイヤーやコンポーネントが整理されていない:見た目は良くても、データを開くとレイヤー名がバラバラで、実務に近い管理ができていないと判断されてしまうケース
  • スマホ表示の確認がされていない:PC版のデザインしか用意されておらず、レスポンシブ対応への意識が見えないケース

これらは独学だけではなかなか気づきにくい部分でもあります。第三者からのフィードバックを受ける機会を積極的に作ることが、こうした失敗を避ける近道です。

転職・副業それぞれで見せ方を変える工夫

以前の記事でもお伝えした通り、転職を目指す場合と、副業・フリーランスとして案件を獲得したい場合とでは、ポートフォリオで見せるべきポイントが少し異なります。

転職を目指す場合 基礎力の正確さや、チームでの制作を意識した情報設計・コンポーネント管理がしっかりできているかが重視されます。模写コーディングや複数ページ構成のサイトなど、基礎力を示す制作物を丁寧に見せることを意識しましょう。

副業・フリーランスを目指す場合 架空のクライアントを想定した提案力や、実案件に近い形での制作プロセスが重視されます。「なぜこの提案をしたのか」というストーリーを添えることで、単なる作品集ではなく、案件対応力のアピールにつながります。

いずれの場合も、ポートフォリオは一度作って終わりではなく、フィードバックを受けながら継続的に磨き上げていくものだと捉えておくとよいでしょう。

まとめ

今回は、Web制作会社が評価するFigmaポートフォリオのポイントについて解説しました。

私たちラフスクール運営事務局には、「制作物はいくつか作ったのに、なかなか転職活動や案件獲得につながらない」というご相談が数多く寄せられます。お話を伺うと、その多くが「見た目の完成度」にばかり意識が向いてしまい、デザインの意図やFigmaデータの整理、コーディングとの連携といった、実務目線でのポイントが抜け落ちているケースです。

ポートフォリオは、単なる作品の展示スペースではなく、「自分がどう考え、どう手を動かせる人材か」を伝えるためのプレゼンテーションだと私たちは考えています。だからこそ、デザインの根拠を言葉で説明できること、そしてFigmaデータの整理までを含めた丁寧な仕事ぶりを見せることが、未経験というハンデを乗り越える大きな武器になります。

ラフデザインスクールでは、Figmaでのデザイン制作からコーディング、そして今回ご紹介したような制作会社目線でのポートフォリオ添削まで、一人ひとりの目指すキャリアに合わせてサポートしています。「今のポートフォリオで本当に評価されるのか不安」という方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。

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